まばたきが減ったら
知らせる、無料アプリ
いま1分間に何回まばたきしているかを見守り、落ちてきたときだけ通知します
このページの要点
- 作業中のまばたきをカメラで数え、回数が落ちたときだけ通知するWebアプリ。インストールも会員登録も不要で、無料
- 通知するラインは1分に6回/8回/10回未満から選べる。目安の決め方は下の「1分間に何回か」を参照
- 画面を見ているあいだ、まばたきは3分の1に減る。会話中32.4回/分に対し、読む作業中は10.7回/分と報告されている
- 20-20-20ルールの休憩リマインダーつき。20分ごとに約6メートル先を20秒見る合図をアプリ側が数える
- 映像も記録も端末の外に出ない。まばたきの検出はすべてブラウザ内で行われ、記録は端末のストレージにだけ残る
- 医学的な診断ではない。まばたきの回数を見る目安の道具であり、症状が続く場合は眼科の受診を検討すること
パソコン作業で目が乾くとき、対策として言われるのはたいてい「意識してまばたきをしましょう」「こまめに休憩しましょう」です。 正しいのですが、集中した瞬間に、その意識のほうが先に消えます。 このアプリは、忘れても大丈夫にするための道具です。作業中のまばたきをブラウザが見守り、減ってきたときだけ知らせます。 インストールも会員登録も不要で、無料です。
何をするアプリか
減ったときだけ、控えめに知らせる
まばたきが落ちてきた瞬間を検知して通知します。時間で一律に鳴るタイマーとは違い、必要なときにしか声をかけません。通知するライン(1分に6回/8回/10回未満)は選べます。
20分ごとの休憩リマインダー
米国眼科学会などが推奨する「20-20-20ルール」——20分ごとに約6メートル先を20秒見る——を、アプリ側で数えます。自分で時間を管理する必要はありません。
小窓のまま、作業を続けられる
ピクチャーインピクチャーの小窓にすれば、別のウィンドウで作業しながら見守りが続きます(Chrome系)。タブを見ていなくても止まりません。
7日分の記録から、傾向が見える
日ごとの推移と時間帯ごとの傾向を振り返れます。「夕方に落ちやすい」が見えれば、休憩の入れどころも決められます。
目の乾きも一緒に記録
そのときの乾きぐあいを0〜10で残せます。まばたきの回数と並べて見ると、自分にとっての限界ラインが見えてきます。
バッテリーにやさしいエコモード
常時測定のほかに、3分ごとに45秒だけ測る省電力モードがあります。ノートパソコンで一日中つけておくならこちらを。
なぜ画面を見るとまばたきが減るのか
まばたきは半分無意識の動きで、集中すると勝手に減ります。 2023年に日常の場面で測られた研究では、会話中が32.4回/分だったのに対し、 文章を読んでいるあいだは10.7回/分。およそ3分の1です。 紙の本でも画面でも同じように落ちたことから、原因はブルーライトではなく「読むこと」そのものだと考えられています。
1993年、慶應義塾大学の坪田一男らは、画面作業がまばたきの減少と涙の蒸発の増加の両方を伴うことを New England Journal of Medicine に報告しました。 「意識してまばたきをしましょう」という対策が効きにくいのは、減っていることに自分では気づけないからです。 このアプリが数えているのは、その気づけない部分です。
通知するラインは、1分間に何回にするか
アプリは1分に6回/8回/10回未満の3段階から通知ラインを選べます。どれを選ぶか迷ったときの考え方です。
- まず10回未満から試す。読む作業中の平均が10.7回/分なので、これを下回っているなら「読んでいる人の平均より少ない」状態にあたります。通知が多すぎると感じたら下げてください。
- 通知が鳴りやまないなら6回未満へ。まばたきの回数は個人差が大きく、会話中の平均32.4回に対して標準偏差は±12.4。もともと少ない人は、低いラインのほうが合います。
- 「正常値」は一つに決まらない。安静時の報告は5〜26回/分と幅があります。大事なのは絶対値ではなく、ふだんの自分と比べた減り方です。
自分がふだん何回なのかが分からないときは、先に60秒チェックで一度測っておくと決めやすくなります。 平均回数そのものについてはまばたきは1分間に何回が普通かで、研究データごとに詳しく扱っています。
使い方
- アプリのページを開くインストールもアカウント作成もありません。リンクを開くだけです
- カメラと通知を許可するカメラはまばたきの検出に、通知は「減ってきました」の合図に使います
- あとは、普通に作業する小窓にしておけば、別の画面で作業していても見守りは続きます
動作環境
- カメラのある端末と、Chrome / Edge / Safari の最近のバージョンで動きます。
- 小窓(ピクチャーインピクチャー)表示はChrome系のみです。他のブラウザでは、タブを開いたままお使いください。
- カメラの明るさや角度によっては、うまく検出できないことがあります。暗い場所ではカメラの動作が遅くなり、速いまばたきを取りこぼしやすくなります。顔が明るく映る環境でお使いください。
映像も記録も、端末の外に出ません
まばたきの検出は、すべてブラウザの中で行われます。カメラの映像が外部のサーバーに送られることはありません。 まばたきの記録も、この端末のブラウザのストレージにだけ保存されます。 アカウントを作らせないのは、そもそも預かるべきデータを持たない設計にしているからです。
なお、サイト全体のアクセス解析にGoogleアナリティクスを使用しています(閲覧ページ数などの統計のみ)。カメラの映像やまばたきの生データは送信していません。
よくある質問
無料で使えますか?
はい。見守り・通知・休憩リマインダー・7日分の記録まで、すべて無料で使えます。会員登録もメールアドレスの入力も不要です。
インストールは必要ですか?
不要です。ブラウザでページを開くだけで動きます。アプリストアからのダウンロードもインストールもありません。
まばたきは1分間に何回が普通ですか?
一つに決まった正常値はありません。2023年に日常場面で測られた研究では、会話中32.4回/分、歩行中31.3回/分、文章を読んでいるあいだ10.7回/分でした。安静時は5〜26回/分という幅の報告もあります。個人差も大きいため、絶対値より「ふだんの自分と比べてどれだけ減ったか」を見るほうが役に立ちます。
通知するラインは何回にすればいいですか?
迷ったら10回未満から試してください。読む作業中の平均が10.7回/分なので、これを下回っていれば「読んでいる人の平均より少ない」状態にあたります。通知が多すぎると感じたら8回未満・6回未満へ下げられます。もともとまばたきが少ない人もいるため、自分に合うラインは実際に使いながら決めるのが確実です。
カメラの映像はどこかに送信されますか?
いいえ。まばたきの検出はすべてブラウザの中で行われ、映像が外部サーバーに送信・保存されることはありません。まばたきの記録も、この端末の中にだけ保存されます。
スマートフォンでも使えますか?
動作しますが、想定しているのはパソコン作業中の見守りです。作業に使っている端末のカメラに顔が映っている必要があるため、デスクのパソコンで開いたままにするのがおすすめです。
別の画面で作業しながら見守れますか?
はい。小窓(ピクチャーインピクチャー)表示にすると、他のウィンドウで作業しながら見守りを続けられます。この機能はChrome系のブラウザで利用できます。
バッテリーの消費が心配です
省電力の「エコモード」があります。常時測定するかわりに、3分ごとに45秒だけ測定します。ノートパソコンで長時間使うときはこちらをおすすめします。
これはドライアイの診断ですか?
いいえ。まばたきの回数を見る目安のツールであり、医学的な診断ではありません。目の乾きや痛みなどの症状が続く場合は、眼科の受診を検討してください。
出典
- Blink Rate Measured In Situ Decreases While Reading From Printed Text or Digital Devices, Regardless of Task Duration, Difficulty, or Viewing Distance. Optometry and Vision Science, 2023.(24人。会話中32.4±12.4回/分、歩行中31.3±15.5回/分、読書中10.7±9.7回/分)
- Tsubota K, Nakamori K. Dry Eyes and Video Display Terminals. New England Journal of Medicine 328:584, 1993.
- Computer vision syndrome (Digital eye strain). American Optometric Association.(20-20-20ルール)
このアプリは医療機器ではなく、医学的な診断・治療を目的としたものではありません。 症状が続く場合は眼科の受診を検討してください。